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Near Future of MIS for Colon Cancer


豊中敬仁会病院 内視鏡ロボット手術センター長 院長補佐 奥田 準二先生による「Near Future of MIS for Colon Cancer」のプレゼンテーションです。


【目次】
0:07~イントロダクション
1:00~結腸癌に対する内視鏡手術のアプローチについて
3:00~腹腔鏡補助下手術の進め方
13:47~腹腔鏡補助下手術の際の注意点
14:57~体外での腫瘍の切離、吻合について
17:16~体腔内での腫瘍の切除・吻合について
21:24~JCOG0404の報告について
22:46~腹腔鏡によるNo Touch techniqueについて
26:10~症例提示
33:09~まとめ

【概要文】
結腸癌の低侵襲手術では、がんに触らずに根治性の高い治療を行うことが重要となります。
今回は、結腸癌に対する近未来の低侵襲手術について解説していただきました。

腹腔鏡でのアプローチの方法、腹腔鏡補助下手術の進め方と注意点、体外と体腔内での切離・吻合の方法と治療成績、腹腔鏡によるNo Touch techniqueについて動画や画像をまじえて、わかりやすくご紹介いただいています。

日本臨床腫瘍研究グループJCOGで行ったJCOG0404(進行大腸がんに対する腹腔鏡下手術と開腹手術の根治性に関するランダム化比較試験)の報告では、総合的には治療成績に差がないとする一方、サブ解析でT4、N2の症例やBMIが25以上の症例が腹腔鏡下手術のリスク因子となりうるとされています。

結腸癌の腹腔鏡手術は、体内で切除・吻合まで行うことで患者さんの負担を減らすことが可能です。
結腸癌の治療の主流になっていくことも予想されますので、今後の参考にしていただければ幸いです。