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パーキンソン病における機能的外科手術(脳深部刺激療法) -Part1-

  • 下 泰司 先生

【目次】
0:26 パーキンソン病とは
0:43 パーキンソン症状
1:05 パーキンソン病の運動障害以外の症状
1:43 早期パーキンソン病の治療方法
2:40 薬物療法はハネムーン期をもたらす
3:02 L-ドパを長く使用していると
3:25 運動合併症
4:06 ウェアリングオフ現象
4:44 L-ドパ誘発性ジスキネジアの動画
5:08 L-ドパ療法とウェアリングオフ、ジスキネジアの説明
5:39 進行期のL-ドパ変動と運動合併症のグラフ
6:23 進行期パーキンソン病の治療
6:57 脳深部刺激療法
7:31 電極の挿入場所
8:22 電極挿入後の運動合併症の変化

【概要】 パーキンソン病は中脳黒質のドーパミン細胞が脱落する病気です。
主に無動、固縮、静止時振戦等の運動症状を生じますが、運動症状より前から易疲労感、便秘、物忘れ等の非運動症状を生じます。
パーキンソン病は早期からL-ドパ製剤等の薬物療法とリハビリテーションを行います。
内服開始後はある程度運動症状が改善しますが、長期使用により症状改善時間の短縮、手足が勝手に動くウェアリングオフ、固縮・振戦等のジスキネジア等の運動合併症を生じる、進行期に移行します。
初期はL-ドパ濃度変動に対し、治療域も広いため対応できますが、進行により徐々に治療域が狭くなり、濃度上昇でジスキネジア、濃度低下でウェアリングオフが生じるため、頻回の投薬を要します。
進行期に行う治療として、脳深部刺激療法(DBS)があります。これは頭蓋内に電極を植え込み、胸部皮下の電池から高頻度の電流を流すことで症状を改善させる治療です。電極は視床下核に挿入する事が多いですが、淡蒼球内節、中には視床に挿入することもあります。
DBSの治療効果として、症状の変動を緩やかにし、内服頻度を減らすことが期待できます。

【キーワード】
順天堂大学医学部附属練馬病院脳神経内科、下 泰司、運動合併症、脳深部刺激療法、Adaptive DBS、βオシレーション