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急性咳嗽の診療ポイント Part3


関西医科大学附属病院 呼吸器感染症科 科長・診療教授 宮下 修行先生によるプレゼンテーションになります。

【目次】
00:12~ 抗菌薬の投与期間と中断に対する考え方
01:45~ 長引く咳嗽の要因
03:23~ 日常よく経験する咳嗽症例
04:24~ 急性咳嗽の診療ポイント

【概要】
感染性咳嗽にはテトラサイクリン系抗菌薬の投与が1stチョイスとなりますが、効果が十分に発揮されなかった場合は、背景にある「咳嗽を長引かせる別の病態」の存在についても考える必要があります。
長引く咳嗽の要因として最も多いのはアレルギー性の咳嗽です。その他、COPDなどもあります。したがって、感染後に長引く咳嗽を主訴としてきた患者に対しては、喫煙歴や職業、アトピー素因がないかどうかなどを問診で確認する必要があります。
それを疑う所見があったとしても、必ずしも感染性咳嗽とは言えません。咳嗽の原因は多岐に渡るため、「咳嗽・喀痰診療ガイドライン2019」が咳嗽の鑑別に有用なツールとなります。動画内では、急性咳嗽の診療ポイントについて詳しく解説いただきました。