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増え続ける肺NTM症とは~疫学・診断・自然経過~ Part1


公益財団法人結核予防会 複十字病院 呼吸器センター 森本 耕三 先生によるプレゼンテーションPart1です。

【目次】
0:25~ 肺非結核性抗酸菌(肺NTM)症の原因菌種
2:29~ 肺NTM症の罹患率の経時的な推移
4:56~ 肺NTM症の男女別の治療罹患率と有病率
5:33~ 肺NTM症の特徴的な体型(女性)
6:19~ 肺NTM症における基礎疾患
7:19~ 肺NTM症にかかりやすい人とNTM暴露

【概要】
抗酸菌の中で結核菌とらい菌以外の菌は「非結核性抗酸菌(Non tuberculous mycobacterial;NTM)」と呼ばれ、これらの菌種によって起こる感染症が肺NTM症です。
肺NTM症の原因菌種の88.8%と多くを占めるのがMycobacterium avium complex(MAC)で、2010年以降MACによる感染者数は増加し続けています。
また、肺NTM症は2014年に初めて結核の罹患率を超え、2021年時点では結核の3倍近くに増加しています。
本動画では、公益財団法人結核予防会 複十字病院呼吸器センター 医長 森本 耕三先生に、肺NTM症の疫学について、経時的な推移、年齢や性別ごとの罹患率などの詳細データを、図表を用いてわかりやすく解説いただいています。
肺NTM症の女性患者のBMI、男性患者の基礎疾患など研究データから、肺NTM症にかかりやすい人の特徴も加えられ、大変興味深い内容です。
肺NTM症の疫学を学習するには最適な内容です。