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当院循環器内科に於ける末梢動脈疾患への取り組み


順天堂大学医学部附属浦安病院 ハートセンター・循環器内科 尾﨑 大 先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:34~ ハートセンター循環器内科の特色
00:47~ 末梢動脈疾患(PAD)について
02:06~ PADの問題点
02:40~ PADの診断
03:07~ LEADの治療
04:55~ CLI(下肢重症虚血)について
08:02~ 循環器内科でのPSDの取り組み
08:32~ 症例紹介

【概要】
末梢動脈疾患(PAD)は、下肢動脈などの末梢血管の動脈硬化疾患です。
患者の半数は、冠動脈疾患や脳血管疾患を合併しており、予後が悪い傾向がありますが、早期にPADを見つけることで、脳血管疾患の診断につなげられます。
PAD患者は、気付かないうちに心臓の症状が進行している例が多く、PADを見つけた場合は、全身検査を行うことが重要です。
特に、CLI(下肢重症虚血)の切断例は予後が悪く、フットケアチームや他職種カンファレンスなど、他科と連携した治療が必要です。
循環器内科でのPAD治療は、生活指導や薬物療法の他にも、カテーテル治療を応用した末梢血管の治療も行っています。
施設内にはフットケア外来も開設したので下肢でお困りの患者様がいらっしゃればご紹介頂きたいと先生はおっしゃっています。