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当院の下肢閉塞性動脈硬化症の診療


龍ケ崎済生会病院 循環器内科 斧田 尚樹 先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:20~ 足関節上腕血圧比について
01:06~ 有病率
01:30~ 合併する血管疾患(REACH registry)
02:00~ 予後
04:29~ 包括的高度慢性下肢虚血
05:09~ 症例
07:14~ 当院における診療

【概要】
下肢閉塞性動脈硬化症は、足関節上腕血圧比によって診断します。有病率は、糖尿病や透析の患者さんでは、頻度が高くなります。
疾患の背景には動脈硬化があるため、全身の血管疾患も合併していることがほとんどです。
治療では、下肢切断に至らないようにするだけでなく、心血管疾患をしっかり管理することが大切です。
患者さんの中には、冠動脈が狭窄していても、心臓の症状がみられないこともあるので、見落とさないようにしましょう。
足下肢切断に至らないようにするためには、びらんや潰瘍の遷延に注意する必要があります。
龍ケ崎済生会病院では、下肢の血流の改善を目指し、他の部位の動脈硬化の評価を行い、危険因子の管理を行いながら診療しています。