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肺がん検診とコロナ禍 Part2


東北医科薬科大学 佐川 元保先生によるプレゼンテーションPart2になります。

【目次】
00:11~ 死亡率を見る理由とバイアスの関係
01:17~ 検診の感度と特異度
03:25~ 対策型肺がん検診の種類
04:06~ 任意型肺がん検診、胸部CT検査
05:27~ 胸部CTの各国の試験
05:54~ 喫煙状況と人種からみた肺がん死亡率
07:23~ 日本人の喫煙状況と肺がん死亡率
08:26~ コロナ禍でのがん検診実施状況
10:16~ コロナ禍でのがん検診、今後の対策

【概要】
東北医科薬科大学の佐川元保先生によるコロナ禍による肺がん検診についてのご講演です。
がん検診の有効性を評価するうえで重要なのは「死亡率の低下」です。では何故、生存率ではなく死亡率を見るのでしょうか?検診を評価するうえでもう一つ重要なことが「バイアスの大小」です。バイアスが大きいものは検診の信頼性に欠けるので、その検診が有効かどうかの評価に響きます。では、「生存率ではなく死亡率を見る理由」と「バイアス」はどのような関係があるのでしょうか?
1年以上続いているコロナ流行のあおりを受けて、病院への受診は必要最低限にとどめるという方針はいまだに続いています。そのため、検診の実施件数自体が減ってきています。当然がん検診の実施件数も減ってきていますが、この結果が医療にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
本コンテンツでは「生存率ではなく死亡率を見る理由とバイアスの関係」と「がん検診実施の減少による医療の影響」について解説しています。