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口腔環境とがん -4種の口腔細菌が及ぼす大腸がんへの関与の可能性- Part1


【目次】
00:50~ 鹿児島大学顎顔面疾患制御学分野の研究コンセプト
02:10~ 癌細胞が生まれる理由
04:00~ Geneticな癌とEpigeneticな癌
06:35~ がん遺伝子とがん抑制遺伝子
07:32~ 多段階発癌の仕組み
08:11~ Epigeneticな遺伝子変化の原因

【概要】
鹿児島大学大学院顎顔面疾患制御学分野の杉浦剛先生による口腔環境とがんの関与に関するご講演です。
人体を構成する40兆個の細胞のうち、約6000億個がコピーされますが、その中で約5000個はコピーミスを起こします。通常は免疫細胞が働きコピーミスを起こした細胞は排除されますが、がん遺伝子やがん抑制遺伝子のEpigeneticな変化によってがん細胞は増殖し、進行すると転移を起こします。遺伝子のEpigeneticな変化が起こる原因には、化学的刺激(喫煙や飲酒)、物理的刺激(光線や傷)、生物学的刺激(細菌やウイルス)があり、顎顔面疾患制御分野では生物学的刺激の口腔内細菌叢に着目して研究しています。

【キーワード】口腔細菌,大腸癌,口腔環境,Epigenetic,がん遺伝子,がん抑制遺伝子,鹿児島大学,顎顔面疾患制御学分野,杉浦剛