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新型コロナウイルス感染症の予防~5類移行後も知っておきたいこと~


川崎医科大学臨床感染症学教室 教授 大石 智洋 先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
01:20~ 医療提供体制の変更
02:01~ 入院・外来の医療費の変更
04:00~ 患者の発生動向の把握について
04:27~ 学校保健安全法による出席停止について
05:03~ 濃厚接触者の取り扱いについて
06:02~ 新型コロナウイルスとインフルエンザに共通の症状
06:30~ 新型コロナウイルスの重症化や致死率
07:38~ 基本的感染対策の見直しについて
12:37~ 新型コロナウイルスの集団感染状況
12:50~ インフルエンザの集団感染状況
13:14~ ワクチン接種率
13:38~ 新型コロナ罹患後症状(後遺症)

【概要】
新型コロナウイルスが5類感染症に移行することで、外来や入院できる医療機関の受け入れできる施設が増えます。

以前は、COVID陽性者がでた時に、日々保健所に届け出を出していました。5類感染症に移行した後は、週おきの届け出になります。また、陽性者になった場合の出席停止期間も変わります。濃厚接触者に関しては、同居家族であっても症状がなければ特定をする必要がなくなりました。

ただし、マスク着用は引き続き推奨されています。なぜなら、無症状の保菌者がいるからです。新型コロナウイルスは発症前がウイルス排出量のピークになっています。無症状の人と接する時でも、マスクを着用することで感染を予防することができます。

また、5類感染症へ移行後も密な空間を避け、室内は換気をすることが推奨されています。理由としては、新型コロナウイルスは、空気中に分、時間単位で漂うエアロゾル感染で拡大してしまうからです。
最後に、COVID-19の罹患後の症状についてもお話しいただきました。