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小児気管支喘息ガイドラインを元にした私の診療 part2 「小児気管支喘息の重症度分類と薬の選択」


近年、気管支喘息の患者数や死亡者数が減少していますが、小児から成人への移行期がブラックボックスになっている可能性があります。
本コンテンツでは、西藤成雄先生に小児科喘息の診断と治療、移行期医療の問題点と喘息の啓蒙についてお話しいただいております。

【目次】
0:27~ 小児喘息の重症度分類
1:19~ 小児喘息の長期管理に用いられる薬剤
3:10~ 吸入薬の用量
3:36~ 子どもに適した剤型
4:41~ 小児喘息の長期管理プラン
6:44~ ロイコトリエン拮抗薬と吸入薬の併用について
9:15~ コントロールの評価
12:34~ 保護者に理解してもらうべきこと

【概要】
小児喘息の重症度には、症状だけでなく治療効果を加味した重症度に注目することが大切です。
症状の長期管理には、ロイコトリエン受容体拮抗薬・吸入ステロイド薬・β2刺激薬配合剤が主に用いられます。
吸入薬の剤型はいくつかありますが、当院では定量噴射式とネブライザー用吸入液を中心に使用しています。
長期管理をするときは、吸入薬であれば中用量から始め、症状コントロールを確認しながら量を調節しましょう。
月に1回での症状や発作があれば、加療が必要になるため、患者さんにコントロールテストを実施するのもおすすめです。
親御さんには、長期管理薬と発作治療薬の目的の違いを十分に説明し、理解してもらいましょう。