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腫瘍内科 関 順彦先生/新宿クリニック 藤森 新先生


腫瘍内科の特徴

帝京大学腫瘍内科では、肺がん、消化器がん(大腸がん、胃がん、膵臓がんなど)、乳がんなど、いろいろながんの抗がん剤治療を中心に、療養全般にわたる専門的な診療を行っています。
キャンサーボードによる連携をはじめ、各分野の内科、外科、放射線科など関連診療科の主治医と連絡を取りながら、治療を行っています。
緩和医療については、当院の緩和ケアチームと連携しています。
また抗がん剤の治療だけでなく、がん検診や緩和医療など、がんに関するさまざまなご相談もお受けします。
患者さん、ご家族が納得して医療を受けることができるように、セカンドオピニオンについても積極的にご相談に応じています。


がん診療連携拠点病院(高度型)としての役割


従来、全国の地域がん診療連携拠点病院は国が定めた一律の診療基準を満たすことを求められてきました。しかしながら、各拠点病院間で診療実績や体制に大きなバラつきがあることが課題となっていました。 そのような折、2019年4月1日からは、全国に339施設ある地域がん診療連携拠点病院が、刷新された指定要件に基づき14施設からなる「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」と325施設からなる「地域がん診療連携拠点病院」に再分類されました。
「高度型」は、高度ながん診療を提供し、診療実績が優れているだけでなく、高度な放射線治療、緩和ケア、医療安全などが求められています。
 帝京大学医学部附属病院は、全国14施設(東京都では4施設)中の1施設として「高度型」に指定を受けたことの重責を全うするべく、今後も地域がん診療への更なる貢献を目指して参ります。


帝京がんセンターの特徴


帝京がんセンターは、がんの診療体制を支える縁の下の力持ちとして、

  1. ①さまざまな患者さん・ご家族からのご相談を受けるがん相談支援室(がん相談支援センター)
  2. ②東京都や厚労省にも提出する貴重ながん治療関連資料を膨大なデータからまとめる がん登録室を運営。
  3. ③いろいろながんの患者さんが通院しながら抗がん剤治療に利用している外来化学療法室。
  4. ④医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多職種の専門家による緩和ケアチーム
  5. ⑤ゲノム情報に基づいた最適ながんゲノム診療の提供を目指すがんゲノム医療支援室

その上で、地域のいろいろな医療機関などとも連携・連絡を密にして、地域の中でがん患者さん・ご家族にとって切れ目のないがん診療をご提供することを目指しています。

帝京大学医学部附属新宿クリニックの特徴


帝京大学医学部附属新宿クリニックは、首都圏の最大の交通ハブとなっている新宿駅に新たに誕生した、JR新宿ミライナタワーの7階に、身体に負担の少ない低線量CTやマンモグラフィー装置、静音機能を搭載したMRI装置など、先端の医療機器と医療設備を装備し、平成28年4月1日に開院いたしました。

午前中は人間ドック、午後は専門外来を中心に、医学部の附属施設として、専門的な医療を提供いたします。

人間ドックは、ベーシックな基本コースに加え、近年トピックとなっているがんを中心としたコースをご用意しております。
専門外来は、予約制で待ち時間を短縮し、人間ドック後のフォローアップはもちろん、各分野の専門家による診療を充実させ、専門的な医療を提供いたします。
手術の適応になったり、さらに高度な専門的な治療が必要と判断された場合は、帝京大学医学部附属病院がバックアップを行います。
また、患者さんの利便性に応じ連携医療機関へのご紹介もいたしますのでお気軽にご相談ください。


▼帝京大学病院HPはこちら
http://www.teikyo-hospital.jp/

▼帝京大学医学部附属新宿クリニックHPはこちら
https://shinjuku.teikyo-hospital.jp/

▼院内広報誌「T-me」- 医療連携だより「ASSIST」の閲覧はこちら
https://www.teikyo-hospital.jp/hospital/panf/index.html