この動画を視聴するにはログインが必要です。

内科医と産婦人科にとってのフォン・ヴィレブランド病


国立病院機構 大阪医療センター 血友病科・感染症内科 医長 西田 恭治先生によるプレゼンテーションです。

【目次】
00:26~ フォン・ヴィレブランド病(VWD)について
03:55~ VWDの診断アルゴリズム
05:36~ 女性にとってのVWD
07:58~ 不正出血の診断アルゴリズム
09:02~ VWDの検査
09:35~ VWDの出血の種類
11:00~ 経血量の評価
13:04~ 過多月経の治療薬
15:38~ トラネキサム酸について
16:44~ 月経過多を診る先生へのお願い

【概要】
フォン・ヴィレブランド病(VWD)は遺伝的止血異常症で、血漿蛋白「フォン・ヴィレブランド因子」の量的減少や質的異常により起こります。
100人に1人という高頻度の疾患でありながら、医師に見逃されやすく、VWDを持つ女性の30~100%が過多月経を訴えています。
スクリーニング検査では、通常の血液凝固系の項目に加え、原因の因子と血液凝固第Ⅷ因子に関する項目の追加が適しています。
また、女性の場合、PBACや質問により経血量の評価を行います。治療法は挙児希望によって異なり、妊娠を希望をしている場合は、デスモプレシンや因子の静脈内投与、トラネキサム酸の投与を行います。